私たち時計修理工房は、
チュードルの腕時計を修理します。

We repair the wrist watch of TUDOR.

2021年6月17日(木) … さらに時計修理工房の近況を追記いたしました。
2018年5月21日(月) … さらに時計修理工房の近況を追記いたしました。
2016年3月15日(火) … 時計修理工房の近況を追記いたしました。
2015年8月1日(金) … 時計修理工房の近況を追記いたしました。

私たちに出来ることを、
お伝えします。

はじめまして。
時計修理工房の近藤(こんどう)と申します。

誠に申し訳ありませんが、このページには「仰々しい謳い文句」も、「輝かしい修理実績」も、「お客様の喜びの声」も掲載していません。ただ、愛知県名古屋市で時計修理を営んでいる小さな会社が、チュードル(TUDOR)の修理にあたって、本当にお客様にお伝えしたいことを書き連ねています。

ですからもし、ご入用でなければ遠慮なく、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてください。時計を修理できる業者さんは、私たち以外にも沢山いらっしゃいますし、お客様にとって、もっと有益な情報がインターネットに溢れていると思います。

それでも、読み続けてくださる方には、心から御礼を申し上げます。

ありがとうございます。

私たちはもともと、愛知県名古屋市を拠点に、8年ほどホームページの制作会社を営んでおります。広告制作の仕事は、お客様からの依頼に応じて作るのが一般的ですが、実際には、あまりインターネットに展開されない業種があります。

そのひとつが、時計修理の業界でした。

「時計が動かなくなったけれど、どこに持って行けばよいのかな。」「電池交換って、どこでやってもらえるんだっけ?」いまや腕時計以外で時間を確かめる方法はいくらでもあります。携帯電話が普及してから、時計をしなくなったという方もいらっしゃるでしょう。

インターネットで「チュードル(あるいはTUDOR) 修理 名古屋」として出てくるのは、結局のところチュードルの公式取扱店くらいで、他の時計屋さんは、さほど積極的にアピールしていません。

そうしてひとは面倒なことを後回しにします。

あとで調べよう。

次の週末に持って行こう。

…私もそう思って、動かないオメガを3ヶ月放置してしまったひとりです。

叱られるのを覚悟しながら、
正直に申し上げます。

告白します。実は私、時計修理のノウハウもないのに、時計修理工房のホームページを立ち上げてしまいました。きっと同じことにお困りの方がいらっしゃるだろうな、と思って文章を書き、写真を加工して、1週間くらいで公開したところ、その翌日にはもう電話が…

なんと、エルメスの時計を直したい、というお客様からでした。

そこから大慌てで、時計の職人さんを探しました。前述のとおり、ホームページをお持ちでない職人さんが大半ですから、名古屋のあらゆる時計屋さんに電話を掛けて、知人や友人に片っ端から相談をして、そうすると1人、2人と、腕のある職人さんと知り合うことができました。私の人生のなかで、ひとのご縁に、これほど感謝したことはありません。

長い文章でごめんなさい。続けても宜しいでしょうか…?

結果そのエルメスも含め、つぎつぎにご依頼を頂いたチュードル、カルティエ、ヴァシュロン…ほとんどの修理が出来てしまいました。最初は事情がよく飲み込めていませんでしたが、「腕時計の内部構造はある程度共通だから、基本さえ分かっていれば応用で解決できるんですよ」と職人さんに教えて頂きました。

(余談ですが、チュードルの時計しか直さない、というお店は単純に利益率が良いからブランドを絞っているだけで、実際の工賃はそう大きく変わらないそうです…。)

そうして1年が経過して振り返ると、チュードル(TUDOR)を含め、年間6,000以上ものお時計を修理していたことに気付きました。月に直せば300本以上です。私たち自身が一番驚いて、そして次に職人さんにも驚かれました。もちろんこれをお伝えしたお客様にも驚かれます。(2016年3月追記:月に400本以上になっております。)

お預かりしたひとつひとつが、お客様ご自身にとって、とても思い入れのあるお時計だと思います。ですから連絡の漏れがあってはなりませんし、修理も確実でなければいけません。そのために、少しがんばって管理システムを作りました。お見積もりの言葉遣いひとつ、疎かにできないと思って、何度か社内でマナーについての勉強会を開きました。

しかしながら、私たちが一番大切にしたいのは、違うところにあります。

なんだと思いますか。

時計を直すより
大切なことがあります。

自動巻の時計が動かなくなったから、分解修理(オーバーホール)をする。ふいにぶつけて割れてしまったガラスを交換する。気分転換にベルトを新調してみる。なんらかの症状に、それなりの対策があります。そのために私たちが働いています。

でも、いま挙げたのは手段であって目的ではありません

いつも通りの状態でなくなったチュードルを「直さなきゃ」と、思う気持ちがあるからこそ、お客様は修理できるお店を探されるはずです。(今日もそう思われて検索をなさったのだと思います)このとき、時計が壊れているだけでなくて、お客様の心にも小さな傷がついていると思うのです。

そこなんです。

そこを私たちはケアしたい。

私たちが直すのは、確かにチュードル(TUDOR)の時計ですが、同時にお客様の心についた、小さな傷や綻びも治したいと考えています。そういう気持ちでやっているんだな、ということを知っておいていただければ、もうこのページは閉じてもらっても構いません。

…。

もしまだ読み続けて頂けるようでしたら、修理費用についてもお話させてください。

お客様を
ガッカリさせたくない。

私たちは、時計を見ずにお見積もりをすることは(ほとんど)ありません。強い希望があれば、これまでの経験で概算をお伝えすることもできますが、実際のところ「時計の針が外れていただけなのに、ケースが錆びて開かない」とか、「オーバーホールをしてみたら歯車が欠けていた」とか、そういことも沢山あります。

そのとき、あらかじめ修理費用の安さを強調しておいて、あとでガッカリさせたくないのが私たちの本音です。いっぽうお客様としては、チュードル(TUDOR)の修理やオーバーホールにどれくらいの費用が掛かるのか事前に知りたいというのも、本音かと思います。

ですから私たちは、お客様の元に「無料郵送パック」という箱をお送りしています。

これはちょうど、ビデオテープを3本重ねたくらいの大きさの黒い段ボールで出来ていて、中は白いスポンジが2層構造になっています。ちょうど、2枚のスポンジに、気密性の高いビニールパックが挟んでありますので、チュードル(TUDOR)の時計を収めていただければ、安全に、確実に、サービス窓口までお送り頂けます。行きの送料、640円は弊社が負担します。

見積の金額をお伝えするまでの費用は、わたしたちが負担をするように徹底しておりますので、「無料郵送パック」に同梱している着払い伝票をお使いください。もしお見積もりの額に見合わなければ、遠慮なく断って頂いても構いません。ちょっと落ち込みますけど。

自分たちで言うのもなんですが、お見積もりの金額は概ね手頃かと思います。というのも、私たちはメーカー修理を引き受けていた職人さんとの直接契約がほとんどで、名古屋に5人、東京に3人、大阪に2人。中間マージンが少ないことが功を奏しています。

でも、あんまり熱心に訴求をすると、メーカーさんや他の修理業者さんに叱られてしまいますので、このあたりにしておきます。

どの業界でも、触れてはならないことがあるみたいですね…。

修理費用の内訳も
お伝えしておきます。

包み隠さずお話しましょう。チュードル(TUDOR)の修理に掛かる費用の65%は、職人さんの人件費です。時計を分解して丁寧にチェックしながら、故障の原因を突き止める作業だけで、ひとつあたり2〜3時間掛かることも珍しくありません。

また修理内容によっては、時計内部のパーツを(直径数ミリの歯車も含めて)全部バラし、洗浄機に掛けたうえで、数種類のグリス(油)を使い分けながら組み立てることもあります。これを分解修理(オーバーホール)と呼びますが、チュードルの複雑なタイプは1日がかりの作業となります。

どうか単純計算で構いませんから、時計修理に掛かる時間と手間が大きいことをご理解ください。くわえて修理のノウハウは簡単に身に付かないことも…。私たちは職人さんが過去に積み重ねた経験や、培われてきたセンスにも対価をお支払いをしたいと思います。

このほか20%は、あらかじめストックしておいた部品や、メーカーさんにお願いして届けてもらうベゼルやガラスの費用です。多くの自動巻時計が高級品ですから、それなりに立派な費用が掛かります。職人さんもほとんど利益を乗せられません。

残る15%が、弊社スタッフ人件費、そして事務所の家賃やホームページ、管理システムの運用コストになります。あと、お客様にお届けする送料もここに含まれています。

修理費用は職人さんや、サービス窓口のスタッフの生活も掛かっています。基本的には値引きなどの価格交渉には応じられないことを、どうかご理解くださいますようにお願いします。儲かるか、儲からないかのギリギリのところでやっています。

ここまで読まれてしまうと、なかなか言い出しづらいかもしれませんが、もし予算に限りがある場合は、遠慮なく仰ってください。私たちとしても、なるべく、ご予算に見合った修理内容を提案したいと考えております。

弊社のスタッフを
紹介させてください。

年間6,000本以上の時計を預かり、確実に修理やメンテナンスをしてお届けをするには、私1人だけでは人手が足りません。そのために、時計修理の専属スタッフを雇用して、安定したサービスに努めています。

スタッフ 近藤

初めまして、時計修理工房 店長の近藤と申します。何卒宜しくお願い致します。
私は、見積りを整え、お客様にご案内する業務を中心に、大切なお時計をより安心してお任せ頂けるよう、実績やサービスの向上に努めております。
修理の不明点などございましたら、工程を事細かく説明を致しますので、お問い合わせください。
また、愛知県名古屋市の本社窓口に在籍しておりますので、窓口にいらした際には是非直接ご挨拶させて頂ければ幸いでございます。
お時計がお好きな男性のお客様は、お車がお好きな方が多くいらっしゃいます!私もその一人でございまして、休日は趣味の車を車庫から引っ張り出し走りに繰り出す事も…。
お車がお好きなお客様は、大切なお時計のお話と共に、ご愛車のお話も是非お聞かせ下さい。

スタッフ 柴野

スタッフの柴野です。
幼い頃より懐中時計を眺めるのが好きでして、祖父の所持していたシンプルかつ実用的なオープンフェイスから始まり、現在は観賞用としてフルスケルトンを愛でております。
ゼンマイが巻き上がるところも全て魅せ、楽しませてくれます。
今後は更にお時計の知識を深めるとともに、お客様からも様々なことを学ばせていただきたいと存じます。
そして、少しでもお役に立てますよう、お時計への想いを大切に、お客様の笑顔をたくさん拝見できますように頑張りますので、ご指導・ご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。
頼りになる職人が揃っておりますので、どのようなことでも、お気軽にご来店・ご相談くださいませ。

スタッフ 三島

スタッフの三島です。
静岡県浜松市に生まれ育ち、名古屋に移り住んでから早10年以上経過、今はではほぼ名古屋人となってしまいました。好きな名古屋めしは、味噌カツときしめんでございます。最近好きなラーメンは横浜家系ラーメンです。
昔から機械を使うのも好きでしたので、複雑な歯車の組み合わせで動く機械式時計や多機能なクオーツ時計を扱うのも例外ではなく、日々様々な時計と出会う事ができ楽しく働いております。
また国内外のブランド(時計メーカーに限らず)やその歴史が好きですので、私のブログは、それらに触れる内容が多くなっているかと思います。
お客様の想いの詰まったお時計をいつまでも快適にお使い頂けるよう、お力になれば幸いでございます。
お目にかかる機会がございましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。

とくべつ、なにか凄いわけではないのですが、とても良いメンバーが働いています。

私たちは、高級ブランドのショップ店員のように見栄えが良い訳でもありませんし、常に完璧な対応をお約束できる訳ではありません。どちらかというと、ひとつひとつのお時計の拝見して、そのつど勉強させて頂くようなスタンスでお仕事をさせてもらっています。

時計自体も、その修理も、一括りにできない奥深さがあります。お客様がその時計を手に入れた経緯、お使いになる環境も様々でしょう。私たちは、常に完璧という訳ではありませんが、常に最良の選択と提案を心がけています。

もうほんとに、長くなって申し訳ありません…。

私たち時計修理工房は、
チュードルの腕時計を修理します。

ようやく本題です。もし私たちに「チュードル(TUDOR)の修理の見積を任せてもいいかな」と思って頂けたら、下記のフォームから「無料郵送パック」をお申込みください。チュードル以外の時計でも、喜んで対応させて頂きます。腕時計に限らず、懐中時計も修理します。

このフォームへの記入に、5分ほどお時間を頂けませんか?

そのあとは「無料郵送パック」が届くまで、2〜5日ほどお待ちください。

「Yahoo」や「ホットメール」など配信エラーが生じやすいアドレスの方に、メールがお届けできないケースが発生しております。
できるだけ他のメールアドレスをご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
また、メールの返信が届かない方はフィルターなどの設定をご確認いただくか、お手数をお掛けして恐縮ですが、改めてお電話(070-6410-2739)くださいませ。

もちろん電話での問い合わせも歓迎しますが、どちらかというと問い合わせフォームから頂くほうが、丁寧な対応が可能です。(限られた人数で時計修理のお見積もり、受付を行なっているものですから、どうかご理解ください。)

担当者直通PHS:070-6410-2739

この電話には AM 7:00 〜 PM 10:00(祝日除く) まで対応しております。

時計修理工房
について。

商号 時計修理工房
店長 近藤 峽立(こんどう かいり)
サービス拠点 〒451-0042 名古屋市西区那古野1-15-18 那古野ビル南館 214
修理拠点 セキュリティ保持の観点から非公開としております。
何卒ご了承くださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
定休日 日曜日・祝日
電話対応時間 7:00〜22:00(祝日除く)
窓口は平日18:00まで、土曜日17:00までまでの受付です。
電話番号 070-6410-2739
Web 受付時間 年中無休/24時間受付中
Web 受付窓口 当ページよりお申込みください。
創業 2012年2月1日(2014年2月に株式会社修理工房として法人登記)
資本金 5,500,000円(平成24年3月現在)
従業員数 5人

追記:2021年6月17日(木曜日)

本日は、株式会社修理工房のランディングページにアクセスをくださいまして、本当にありがとうございます。お客様がお持ちのブランドのお時計を修理、オーバーホールするお手伝いが、私たち株式会社修理工房にお任せをいただければこの上なく嬉しく思います。ぜひ無料で取り組ませていただくお見積もりから、お寄せいただければ幸いに存じます。

私たち株式会社修理工房は、今から9年ほど前の2012年に愛知県名古屋市で始めました。途中、本社の移転などございましたが、年々少しずつお客様からのご依頼が増加しまして、今日では月当たり400本から500本ものお時計を修理、オーバーホールさせていただいております。お客様のご厚意に、この場をお借りしてお礼を申し上げる次第でございます。

お客様のお時計をお預かりして、修理を施すにあたって、必要な人員も増えてまいりました。創業当初はわずか2名で取り組んでおりましたが、現在ではパート、アルバイトを含めて6名となりまして、お時計の状態を管理するシステムも拡充しております。いつ誰が問い合わせを受けても、お客様のお時計の状態をご報告できる体制が整っております。

私たちはまだ、発展途上にございます。今よりも良くできることがあろうかと存じますし、それらを見つけては確実に改善と実装をして、お客様のお役に立ちたい考えです。もしお気づきのことや、お困りのことがございましたら、遠慮なくお申し出をくださいませ。いままでよりもいっそう、お客様のお役に立てますように社員一同、努めて参ります。

(今から修理の相談を寄せられますか?あるいは、ページの最初に戻られますか?

追記:2018年5月21日(月曜日)

しばらくご無沙汰をしておりました。お客様各位におかれましては、お変わりのことはございませんか。お身体のことはもちろんですが、お時計の具合についても如何でしょうか。ほんの少しの違和感、微妙なずれ、小さな傷、それらはお客様にとって馴染み深い個性とも言い換えられますが、もし不便をお感じになったり、動作に不便が生じるようでしたら、私たち時計修理工房にご相談ください。できる限りのことをしてお役に立ちたいと考えます。

さて、こんにち月に500ちかいお時計をお預かりして、修理やオーバーホールをさせていただく私たちの近況について、少しだけお話をさせていただいても宜しいでしょうか。まず、お陰様をもちまして創業から6年、法人の設立から数えますと4年もの月日が経過をいたしました。ほとんど広告をせず、インターネットと口コミだけでお客様に知っていただきますのに、これだけ長く続けられてこられたことを、心から感謝いたします。ありがとうございます。

いま時計の流行りについては、お客様の方がお詳しいかと存じますが、その内部に用いられますムーブメントの構造は、年々複雑化をしてございます。とりわけロレックス、オメガにその動きがございまして、市場に流通をして間もない新しいムーブメントに対応するまでは、しばらくお時間を頂戴することもございましたが、今ではその構造と特性を理解し、安定した修理サービスを提供できております。良い勉強をさせてくださったお客様には、この場をお借りして心からのお礼を申し上げる次第です。

しかし、修理に欠かせません部品(パーツ)の手配は、年を追うごとに難易度が高くなっております。私たち時計修理工房が創業をした4年前には、どこでも手に入れられた歯車、リュウズ、ゼンマイや風防(ガラス)が、ごくごく限られた経路でしか入手できなくなっております。しかも、そこに流通する数も限られていて、時にはお客様にご辛抱をいただく場面もございました。このようなことが無いように、入手経路の拡大に勤しむ所存です。

また社内には人の動きがございました。法人の設立から尽力してくれたメンバーが、異業種への転向をしたり、結婚(準備)のため関東に引っ越すなどして、時計修理のノウハウを持った人材が離脱するシーンが相次ぎました。しかし彼らの丁寧な引き継ぎによって、後進にあたるスタッフが落ち着いて業務を進められる体制が整っておりますことを、ここに付け加えさせていただきます。過去、お世話になりましたお客様には、謹んでお礼を申し上げます。

私たち時計修理工房は、申し上げるまでもなくお客様からお時計をお預かりして、その内部の状況を把握しながら、修理のご提案を差し上げる立場にございます。しかし、その手直しがほんとうに必要なものでなければ、お勧めをして差し上げることはございません。もし、何らかのはずみで生じでしまった傷であったとしても、それがお客様にとって大切な思いであるならば、そのままお納めする姿勢でありたいと考える次第です。

お察しのとおり、修理サービスを提供する法人によって、お仕事のスタンスは様々にございます。お預りをする流れも、お伝えします見積もりも、お手入れのあとのサポートも、お店の数だけ「やり方」があろうかと存じます。私たち時計修理工房は、その中でナンバーワンとは口が裂けても申せませんが、お客様にとってもっとも良い選択になれますように、これからも精進を続ける所存にございます。

最後になりますが、お身体のこと、お気持ちのこと、何事もなければ良いのですが、もし崩されていらっしゃいましたら、くれぐれもご自愛をくださいませ。ビジネスもプライベートも、ご趣味のお時計も、お身体あってのことでございます。よけいなお世話かとは存じますが、どうしてもお伝えしたくなりますことをお許しください。もし今後、お役に立てる場面がございましたら、お気軽にお声がけをください。宜しくお願いいたします。

株式会社修理工房
スタッフ一同

(今から修理の相談を寄せられますか?あるいは、ページの最初に戻られますか?

追記:2016年3月15日(火曜日)

気付けば私たち時計修理工房の立ち上げから、4年の月日が経過いたしました。このページでも詳しく述べておりますように、もともと異なる業種にいた私たちが、想像していた以上にチュードルの時計修理でお困りの方がいらっしゃることを知り、職人との接点を担うようになった次第。お時計をお預かりするようになって、これほど長い期間にわたってお役に立てたことは、光栄の極みでございます。なかにはパーツの入手が出来なかったり、深刻な問題ゆえに修理をご提供できなかったこともあったことと存じます。その節は、まことに申し訳ございませんでした…。

このお仕事を4年も続けておりますと、かつて時計を預からせていただいたお客様から、改めてオーバーホールのご依頼や、ご友人、ご家族のお時計を任せてくださる機会も増えております。そもそも、あまり宣伝広告費を割かずに、ひとつひとつの時計をチェックして見積もりをする方針ゆえに、私たちのことを理解してくださるお客様によって支えられていることは申し上げるまでもありません。これほどやり甲斐があり、誇りを持てる仕事はそうそうないのではないかと思う次第です。数十万円、ときには数百万円もするお時計を預けてくださって、さらにその修理にかかる費用をいただきながら、よくしていただいてばかりで、ほんとうに恐れ入ります。ありがとうございます。

2016年の3月時点で、月に約400件のお問い合わせを頂戴して、時計を預かり、そして修理に着手させていただいております。昨年の春、事務所を移転したことで Google Map さんによく表示されるようになりまして、ご訪問のち対面の受付数も増えております。郵送でお預かりする時計も含めますと、愛知県内のお客様が半分、そしてもう半分が日本全国、人口分布に基づく比率と変わらない状況です。なかには北海道や沖縄から送ってくださいますお客様もいらっしゃいまして、重ね重ね、感謝せずにはいられない状況です。

この4年の間に、私たちも少しずつサービスの内容を変えて、さらにお客様のお役に立てるよう努めております。たとえば修理にかかる費用をカバーできる「時計の保険」として、クレジットカードの付帯機能を用いた会員制のサービスに着手いたしました。これは月額にしてわずか300円で、出先における持ち物の破損や故障をカバーできます。しかも、お客様ご自身のお手荷物すべてが含まれますので、チュードルのお時計だけでなく、スマートフォンや、メガネなどの破損も対象となります。さらに借り物でも同様とのことで…あまり詳しいことは保険業法の絡みもございまして明言しかねますけれども、年間、最大で10万円までの補償が得られるということで多くのお客様からお問い合わせを頂戴している次第です。

また更に、私たち時計修理工房のスタッフが、社内で情報共有を図っていた業務日報を、ブログの形式で公開するようになりました。「時計修理工房の日々」といいます。これをご覧いただければ、私たちがふだん、どのような仕事をしているかを知っていただくことができますし、メールや電話でやりとりをさせていただくスタッフの人柄もすこし、お分かりいただけるのではないかと存じます。かれこれ半年以上、まいにち欠かさずに更新をしておりますが、最近では「修理した記念としてブログに載せてほしい」というご要望をいただくこともございまして、この意外な反響に驚きながら、引き続き執筆に励んでいるところです。ぜひとも、ブックマークをしていただいたり、Facebookなどでシェアをください。スタッフの励みになっております。

こうして近況をお伝えしている午後11時にも、新たな修理のご相談が問い合わせのフォームから寄せられますし、営業時間外にもかかわらず、担当者直通のPHSが震えます。多くのお客様のお困りごとを解決し、大切なチュードルを長くご愛用いただけるお手伝いができますことに、やはり感謝をせねばならないと思う今日この頃でございます。日頃のご愛顧に、心からのお礼を申し上げます。(岸)

(今から修理の相談を寄せられますか?あるいは、ページの最初に戻られますか?

追記:2015年8月1日(金曜日)

たいへんご無沙汰しております。株式会社修理工房の近藤でございます。いまご覧いただいているチュードルの修理に取り掛かるようになるまでの経緯を公開してから、およそ2年の月日が経ちました。実はこのページは、もともと Google の Adwords 広告に出稿して、じっくり落ち着いて時計の修理をご検討いただこうと思って作成したものだったのです。

しかし広告による成果が芳しくなく、そのまま放ったらかしにしていたのですが、いつの間にか月間3,000ものアクセスを集めるようになっていました。お問い合わせをいただく件数も非常に多く、月に30〜50のご相談が寄せられています。どこからもリンクしていなくて、ただ置いているだけのページにも関わらず、多くの方に目を通していただけているという事実、ただひたすら感謝でございます。

ここで改めて近況を報告させていただきますと、わたくしたち時計修理工房は、2015年の春に本社を移転しました。いままでより広く、作業効率の良い空間を目指して、知り合いの工務店さんに工事をお願いした次第です。作業スペースは質素ですが、来店での受付をするスペースは少しだけ頑張ってもらいました。重厚な雰囲気ではなく、白とブルーを基調とした優しい色合いが、女性のお客様にも好評です。

時計の修理を承る件数も増加傾向にございまして、とくにチュードルは名古屋市内でもかなりの数をお預かりしているのではないかと思われます。これは私たち修理工房からオーバーホールやガラス交換などを相談する職人さんの体感で、もしかするとお世辞かもしれませんけれども…でも、嬉しいことです。

年内には、修理受付のシステムを刷新して、いままでよりもさらに丁寧かつ、確実なサービスができるように改善を図ろうとしています。また長く待ち望まれていた「クレジットカード決済」や、「コンビニ決済」にも対応いたしますので、あとすこしだけお待ちいただければ幸いです。

くわえて、お客様専用のマイページをご用意したいとも考えています。チュードルの修理が、いまどの段階にあるのか。私たち修理工房が、チュードルにどんな作業を施したのか。この辺りの詳細なカルテまでご覧いただければ、ご愛用のチュードルをより長く、大切にしていただけるのではないかと。

あくまでもお客様から頂戴する修理費用から捻出して取り組むわけですから、慎重にことを進めたいと考えております。今後とも株式会社修理工房を、何卒よろしくお願いいたします。(岸)

(すぐに修理の相談を寄せられますか?ページの最初に戻られますか?

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